JR広島駅周辺の「エキニシ」で発生した大規模火災から4年が経ちました。13日は住民や消防などが合同で訓練を実施しました。

JR広島駅周辺の飲食店が立ち並ぶ「エキ二シ」地区。

4年前の11月に27棟が被害を受ける大規模な火災が発生し、それ以降、毎年この時期に広島市南消防署と合同で訓練を行っています。


訓練には飲食店の店主などおよそ30人が参加。厨房から出火した想定で、消火器を使い「初期消火」の仕方を学びました。


【駅西商業センター自治会:岡田裕介会長】
「消火器の扱い方は簡単そうに見えて、そうでもない。年1回、訓練をすることは大事だと思う。昔からあるお店はもちろんのこと、これから新しく店舗を出される方ともうまくつながりを作って同じ意識を持ってもらえるようにしたい」

また、消防はコンセントなど配線器具の点検や灰皿の管理など普段からできる対策の徹底を呼び掛け、店主たちは防火意識を高めていました。

テレビ新広島
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