呉市で導入が検討されている次世代モビリティを子どもたちにも知ってもらおうと、小学校で試乗体験会が開かれました。
車体のいたるところにセンサーやカメラが付いた箱型の車両。
呉市が導入に向け実証実験を行っている自動運転のEVバスです。
今年度の実証実験が来月から始まるのを前に、13日は、こうした次世代モビリティに親しんでもらおうと、小学校で試乗体験が行われました。
【児童】
「すごい。めっちゃ速い」
最高25キロほどの速さで走行することができ、8人までの乗車が可能です。
13日は自動運転ではなくコントローラーを使った運転でしたが、子どもたちは音の静かさやスピードに驚いた様子でした。
【体験した児童】
「思った以上に速くてびっくりした」
Q:街を走るときに乗ってみたい?
「絶対乗る!」
【呉駅周辺事業推進室・島津江康統課長補佐】
「未来をいち早く体験してもらうためにこういう機会を設けた。将来の導入に向けて一つずつ階段を上っていきたいと思っている」
一般の利用者を対象とした自動運転EVバスの実証実験は、JR呉駅周辺で来月15日から行われる予定です。