高校生バレーボーラーの大一番『春の高校バレー』は、あさって15日、広島県予選決勝が行われます。きょうは、男子の見どころをお伝えします。
今年の男子決勝進出チームは5年連続で同じ組み合わせ「瀬戸内高校」対「崇徳高校」。
まずは、瀬戸内高校です。
去年の春高バレーでは初めて広島の代表をつかみ取り、2年連続となる全国への切符を狙います。
【中村キャプテン】
「去年先輩方に良い思いをさせてもらって自分たちもその歴史を続けていけるように頑張りたいと思う」
今年のチームは高さを活かしたスパイクが持ち味である高沢選手の攻撃を筆頭に粘り強いディフェンスで相手を翻弄します。
5年連続で同じ顔合わせとなった崇徳高校に対しては…
【中村キャプテン】
「崇徳はブロックが高いので高さでは勝てない分粘ってバレーできるように小さな選手でも勝てるように最後まであきらめない気持ちとか最後まで追う姿勢を練習から意識して取り組んでいます」
「瀬戸内全員で崇徳を倒したいと思います」
対するは、春高全国優勝6回を誇る高校バレー屈指の名門、崇徳高校。
【安原キャプテン】
「レシーブから速いコンビバレーをずっと磨いてきたのでそこが強みだと思います」
祟徳の伝統であるコンビネーションバレーは今年も健在。しっかりとしたレシーブから複数のアタッカーが自由自在に動き回り相手に的を絞らせません。
そして今年の崇徳には新たな武器が加わりました。
ずばり「高さ」です。
予想スタメンの平均身長が182.5センチと全国でも見劣りしない高さ。これによりブロック力も向上、得点の幅が広がりました。
インターハイでもベスト4の東福岡高校と互角に渡り合うなど高い総合力を兼ね備えた崇徳。見据えるのはもちろん日本一。そのためにも県大会決勝で去年の雪辱を果たします。
【安原キャプテン】
「去年負けてずっと練習してきて日本一を目指す力があるので自分たちでしっかり心をコントロールして試合をしていきたいです」
「勝てると思います」
春高バレー広島県予選決勝は、15日土曜日、広島県立総合体育館小アリーナで開催。
あすは、女子の決勝進出チームをご紹介します。