福岡県久留米市で空気を入れる必要がない「次世代タイヤ」の実証実験が始まります。
ゆっくりと走る車。
重い車体を支えるのは大手タイヤメーカー「ブリヂストン」が開発中の空気を入れる必要がないタイヤ「AirFree」です。
試乗した久留米市の原口市長は…。
◆久留米市 原口新五市長
「(乗り心地は)全然変わらないですよ。もう少しカタカタとなるかなと思ったが、全く変わらないどころか、逆に乗り心地がいい」
タイヤに張り巡らされた青いパーツが強度と柔軟性を備えた特殊な樹脂でできていて、車体を支えます。
空気を入れる必要がないため、パンクすることもありません。
ブリヂストンは低速で走り環境にやさしい「グリーンスローモビリティ」を支えるためこのタイヤの開発を進めていて、来春、創業の地である久留米市で実証実験が行われることになりました。
実用化に向けて、乗り心地に関するアンケート調査などを行うということです。