福井市は13日、一部のひとり親世帯に対して、本来よりも多く保育料を徴収していたとして、差額を返還することを発表しました。
 
市は、ひとり親世帯に対する保育料の適用条件を、児童扶養手当を受給している事を条件としていました。
 
今回、保育料の差額を返還するのは、同居する祖父母等の所得割額が多いことなどを理由に児童扶養手当を受給していないひとり親世帯、約700世帯で、2015年から今年までの約5000万円分に当たります。
 
市は、条例に明確な根拠が規定されていなかったとしていますが、14日に記者会見を開き詳しい経緯を説明するとしています。

福井テレビ
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