警視庁の捜査員が、トクリュウのメンバーに捜査情報を漏えいした疑いで逮捕された事件で、今年春ごろに内偵捜査が始まったとみられることが分かった。

警視庁暴力団対策課の神保大輔容疑者(43)は、国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」の独自のアプリを使ってメンバーに捜査情報を漏えいした疑いが持たれている。

その後の関係者への取材で、2025年の4月から5月ごろに内偵捜査が始まったとみられることが分かった。

今回の事件との関連は不明だが、今年1月ごろ、検挙を目指していた「ナチュラル」のメンバーが着手の直前に行方が分からなくなっていた。
情報漏えいが捜査に影響したかも捜査
このため内部でも「情報が漏れているのではないか」という疑念の声が上がっていた。

警視庁は、漏えいが捜査に影響したかについても捜査を進めている。
(フジテレビ社会部)
