2024年1月、愛媛県今治市の住宅でピアノ教師の女性を殺害した罪などに問われた無職の男(35)が、一審の松山地方裁判所の裁判員裁判の「懲役22年」の判決を不服として12日、高松高等裁判所に控訴しました。

この裁判は2024年1月、愛媛県西条市樋之口の無職 榊原 正道被告(35)が今治市の元交際相手の女性の住宅に侵入し、女性の母親でピアノ教師の冨田小雪さん(64)の首を持ってきた包丁で5回に渡って切りつけ殺害。さらに元交際相手を車で連れ去り監禁した罪などに問われているものです。

11月31日に松山地裁で開かれた裁判員裁判の判決公判で、地裁は「被害者ともみあいになり、包丁で首が切れてしまった」とする被告の弁明に対し、“首の傷の長さや深さ”から『強固な殺意があった』などとして「懲役22年」の判決を言い渡しました。

榊原被告は12日、この判決を不服とし弁護士を通じて高松高裁に控訴しました。

テレビ愛媛
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