SNSの男性名義のアカウントから暗号資産の取引を持ちかけられ、福岡県春日市の44歳の女性が約3600万円相当の暗号資産をだまし取られていたことがわかりました。

春日警察署によりますと9月4日、春日市の無職の女性(44)のSNSにダイレクトメールが届き、その後の別のSNSを利用して男性を名乗るアカウントとやり取りを重ねるうちに親しくなりました。

女性はこのアカウントから暗号資産の取引を持ちかけられたため、指示されるがままに暗号資産取引所のアカウントを開設し、10月9日から11月8日にかけて14回にわたり計3640万円相当の暗号資産を購入して指定のアドレスに送金してだまし取られたということです。

警察はSNS型ロマンス詐欺事件とみて調べるとともに
▽SNS・インターネット上の投資話には注意しましょう。
▽「絶対にもうける」「あなただけ」という話は、詐欺です。
▽お金を送金する前に、まずは家族や周囲の人に相談しましょう。
▽SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう。
と注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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