宮城県内でインフルエンザの感染が急拡大している。
とくに仙南保健所管内では、1医療機関あたりの患者数が97.6人と“100人目前”まで増加し、前週の倍以上に跳ね上がった。県が13日に速報値として公表した。

県内の保健所別の1医療機関あたり患者数(11月3日~9日)は次の通り。

・仙南…97.60人
・塩釜…60.10人
・仙台市…42.88人
・大崎…38.40人
・石巻…36.00人
・気仙沼…3.75人

宮城県全体の平均は47.11人で、昨年度まで発表していた「警報」基準(30人)を大きく上回った。
県内では学級閉鎖や休校の措置も増えていて、県は手洗い・咳エチケットの徹底を呼びかけている。

仙台放送
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