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プレスリリース配信元:株式会社インサイト・ジャパン




「塾の成功と学生の成長を両立させ、より広く価値を提供したい」という目的・志のもとに主体的に集まり、相互に協力して地域教育に貢献するための塾・スクール経営の組織である塾エイド(運営法人:株式会社インサイト・ジャパン、代表取締役社長:鴨志田順)は、全国の学習塾経営者を対象とした「塾運営に関するお悩みアンケート」を実施いたしました。今回は、人材採用・育成に関する結果についてお知らせいたします。

1.調査サマリー

人材に関する悩みで最も多かったのが「講師への評価処遇制度が曖昧である」次いで「授業や面談のクオリティにばらつきが大きい」
 採用・育成に関するお悩み(最大3つ複数選択可能)について「講師への評価処遇制度が曖昧である」が、39.0%と最も多くの割合を占めました。次いで、「授業や面談のクオリティにばらつきが大きい」が37.3%となり、授業や面談の質が、特定の講師に依存している塾が多いようです。
講師の採用は難航 採用コストの上昇が要因として大きい模様
 採用・育成に関するお悩みで、次に大きな割合を占めたのが「講師の採用が難航している」で35.6%、「採用コスト(求人広告費)が上昇している」が25.4%となっており、講師の採用が難航している背景として、コスト上昇が要因の一つとして考えられそうです。

■採用・育成に関するお悩みの中で、 特に当てはまるものを選択してください(最大3つ)
 

※アンケート回答数n=59に対しての回答者比率を算出


過半数の塾が「採用後のマネジメント」に苦戦
 「講師のモチベーション維持が難しい」という質問について、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人が計50.8%となり、過半数が講師のモチベーション管理に難航していることが明らかになりました。
 また、「社員と講師、あるいは講師間のコミュニケーションが不足している」という問いに関しても「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人が計52.5%と過半数を占める結果になりました。以上より採用後の講師とのコミュニケーションやモチベーション管理に苦戦しているようです。
講師のモチベーション維持が難しい



社員と講師、あるいは講師間のコミュニケーションが不足している



2.調査背景

 少子化の進行や教育ニーズの多様化、保護者の価値観の変化などにより、学習塾業界を取り巻く環境は年々大きく変化しています。
これまでのように学力指導だけで差別化を図ることが難しくなり、「どのように生徒を集めるか」「どのように人材を確保し育てるか」「どのように安定した運営体制を構築するか」といった課題が、より複雑かつ多様な形で現場に表れています。
塾エイドには、全国の塾経営者や教室長の方々から、こうした経営・運営に関するご相談やお悩みの声が日々寄せられています。
そうした“現場のリアルな声”を数値的な指標として可視化し、業界全体の現状と変化を捉えることを目的として、本アンケートを実施いたしました。
調査では「集客」「人材・育成」「運営」の3つの観点から、塾の抱える課題や今後の方向性を多面的に分析しています。
得られたデータは、塾エイドの「塾の成功と学生の成長を両立させ、より広く価値を提供したい」という理念のもと、各塾の経営課題に寄り添ったソリューションの提供やサービス開発へと反映してまいります。
また、塾運営に携わる皆様におかれましては、今後の経営判断や運営改善の参考としてご活用いただければ幸いです。

3.調査概要

・調査方法:WEBアンケート方式
・調査対象:全国の学習塾経営者59名にアンケート実施
・調査実施:2025年10月
※本調査を引用される場合「『塾エイド』調べ」と明記ください。

4.調査データ詳細

講師の採用が難航している



 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が計47.5%となり、半数近くの塾が講師の採用に難航しているという結果になりました。
事務員や教室スタッフの採用が難航している



 上記とは反対に、事務員やスタッフについては、「思わない」「どちらかというとそう思わない」が計77.9%となり、採用自体はほとんど難航していないという結果となりました。
採用コスト(求人広告費)が上昇している



 「そう思う」「どちらかというとそう思う」が計52.5%で、採用コストが上昇していると感じている方が半数以上という結果になりました。
短期離職が多発している



 「思わない」「どちらかといえばそう思わない」が計83.0%を占め、8割以上の塾が、短期離職が多発している、という状況ではないことが分かりました。
講師への評価処遇制度が曖昧である



 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が計57.6%となり、半数以上が講師への評価制度が曖昧であると明らかになりました。
講師のモチベーション維持が難しい



 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が計50.8%となり、 半数以上の塾がモチベーション管理に苦戦していることが明らかになりました。
授業や面談のクオリティにばらつきが大きい



「そう思う」「どちらかというとそう思う」が計66.1%を占めており、講師間の授業・面談のクオリティにばらつきが大きいことを懸念しているということが明らかになりました。
社員と講師、あるいは講師間のコミュニケーションが不足している



 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」が計52.5%。 半数以上が講師などとのコミュニケーション不足に悩まされていることが明らかとなりました。
採用・育成に関するお悩みの中で、 特に当てはまるものを選択してください(最大3つ)


※アンケート回答数n=59に対しての回答者比率を算出

1位 講師への評価処遇制度が曖昧である(39.0%)
2位 授業や面談のクオリティにばらつきが大きい(37.3%)
3位 講師の採用が難航している(35.6%)
という結果となりました。

5.考察

 調査では「講師の採用が難航している」と回答した塾が半数近くにのぼり、人材確保が大きな課題となっていることが明らかになりました。一方で、事務員やスタッフの採用については「難航していない」との回答が約8割を占め、講師特有の問題であることがうかがえます。
 背景には、教育スタイルの変化が考えられます。かつて主流だった集団授業に代わり、近年は「一人ひとりに合わせた指導」を重視する個別指導型が増加しています。一方で、個別指導は授業の質が講師依存になる側面があり、アンケートでも「授業や面談のクオリティにばらつきがある」との回答が66.1%で最も多く、講師間の差が課題として浮き彫りになりました。近年では大学生講師が主戦力であり、勤続年数の観点から育成しても数年で卒業してしまう、といったケースもあるように見受けます。
 こうした背景により、「自立型」への転換を進めている塾も少なくありません。映像授業等を活用した「自立学習型授業」は、AIが生徒一人ひとりに最適な学習を提案し、講師の経験差を補うことで、個別最適化と教育品質の両立を実現しています。また、アルバイト講師の採用をせず、教室長やベテラン講師のみで運営し、それ自身を強みとして展開している塾もいらっしゃいます。
 採用難の背景には待遇面の変化も考えられます。以前は時給の高さで人気だった塾講師ですが、年々最低賃金は上がっており、相対的な魅力が低下しているとも言えます。加えて、授業外業務の負担や「ブラック」な印象が応募を遠ざけていると考えられます。
 採用難の状況下だからこそ、今一度「塾で働くこと」「”その塾”で働くこと」のメリットを考え直す必要があるかもしれません。

6.塾エイドが提供する人材採用・育成サポートについて

 塾エイドは「塾の成功と生徒の成長を両立させ、より広く価値を提供したい」という理念のもと、塾の先生方がコア業務である「教育」に集中できるような仕組みづくりを日々実践しております。教育業界を取り巻く環境は日々変化しており、塾エイドが情報の集約を行って、セミナーやコンテンツを通して発信していくことで、効率よく情報収集いただけます。
 今回取り上げた人材採用・育成テーマについて、塾エイドでは過去以下のようなセミナーを開催しております。無形商材を扱う塾においては、「講師が商品」と言っても過言ではありません。採用=塾の仕入れで、仕入れが悪い店舗には寄り付かない…といった可能性も考えられるでしょう。
 本テーマは、セミナーアンケートからも毎回関心度の高さが伺えます。ぜひこの機会に、公式HPからフレンド会員登録(無料)、塾エイドLINE公式のご登録をいただけますと幸いです。
人材採用・育成テーマで実施したセミナー例
スポットワークが変える採用市場!
門配から講師まで、塾で活用するコツとは?



タイミー様にご登壇いただき、スポットワークを塾に取り入れるための手法や事例をご紹介いただきました。


講師がやる気で活気のある教室なら、売上も伸びる!
離職を防ぎ、パフォーマンスを高める声かけとは?



株式会社ウーマンプラスアルファ代表の菊地様にご登壇いただき、講師の「定着」「パフォーマンス向上」のためのコミュニケーションのコツについてお話しいただきました。

塾エイドセミナーのアーカイブはこちら(一部有料会員限定)
https://jukuaid.com/Seminar
塾エイド公式HP
https://jukuaid.com/
塾エイドLINE公式
https://page.line.me/887hcxuv?openQrModal=true
 
 また、「講師のモチベーション維持が難しい」「社員と講師、あるいは講師間のコミュニケーションが不足している」といったお悩みに対して、塾エイドでは「エンゲージメント調査」を始めとした採用・育成のサポートを行っております。
 講師のモチベーションや満足度は、当事者間のコミュニケーションでは中々見えづらい部分もあるかと思います。
 ぜひ塾エイドにお任せいただき、講師満足度の向上を目指しませんか?
ご興味がございましたら、「info@jukuaid.com」までお気軽にご連絡ください。

 ご案内は以上です。本調査や塾エイドに関してご関心やご質問のある皆様は下記までお問い合わせくださいませ。
info@jukuaid.com
【株式会社インサイト・ジャパンについて】
所在地 :本部 千葉県我孫子市本町2-3-23 田中ビル2階
     TEL:050-5052-1133 FAX:04-7165-3534
事業内容:学習塾ボランタリーチェーンの運営


会社沿革:
2020年 6月  学習塾ボランタリーチェーン本部発足
2020年10月  第1回セミナー開催
2021年 1月  サービス名称を塾エイドに決定
2021年 2月  会員募集開始
2021年 6月  会員塾100教室突破
2021年 8月  セミナー参加者延べ1000名突破
2022年12月  会員1000教室突破
2024年 2月  セミナー参加者延べ5,000名突破
2024年10月  会員1,500教室突破
2025年 7月   セミナー参加者延べ7,000名突破
2025年10月  会員2,000教室突破

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