東京オリンピックで沖縄県勢初の金メダルを獲得した空手の喜友名諒さんが、母校の創立記念式典に参加し、夢や目標に向かって努力を続ける大切さを語りました。
沖縄市の沖縄東中学校の創立30周年を記念した式典。拍手で迎えられたのは沖縄東中の卒業生で2021年の東京オリンピックで県勢初の金メダルを獲得した空手の喜友名諒さんです。
喜友名さんは集まった生徒たちを前に世界を制した力強い形を披露したあと、空手に励む生徒たちとともに演舞しました。
喜友名さんは空手で頂点に立ったときの気持ちについて語りました。
喜友名諒さん:
何よりも感謝の気持ちが溢れ出て、今までやってきたことが走馬灯のように思い浮かぶようなそんな瞬間でした
喜友名さんは夢や目標を設定し、実現した自分の姿をイメージしながら努力を積み重ねていくことが大切だと生徒たちに伝えました。
喜友名諒さん:
友達の卒業アルバムに、俺は世界チャンピオンになると言葉を残した。自分で強く目標を持ってイメージして達成する気持ちは強かった。自分の中で(夢や目標を)思い描いてそこに向かって本気で取り組む、そこが大切だと思います
参加した生徒:
サプライズだったので嬉しかったです。自分の夢を持ち続けて諦めないことが大事ということを将来に活かしていきたいと思います
空手を演舞した生徒:
目の前でやっても圧を感じる、すごいと思いました。また一緒に(空手を)やりたいと思っています
生徒たちは偉大な先輩の言葉に刺激を受けた様子でした。