今年に入り、米軍関係者が刑法犯罪で検挙された件数はこれまでに77件にのぼり、9月の時点ですでに過去最多を更新していることが分かりました。
警察のまとめによりますと、1月から9月末までの間に県内で米軍関係者が刑法犯罪で検挙された数は77件にのぼっています。
2024年1年間の検挙数が73件で、過去20年で最多でしたが、今年は9月の時点でそれを上回っています。
また、検挙された人数は59人と、2024年の同じ時期よりも9人増えています。
不同意性交等や強盗といったいわゆる「凶悪犯」の数は4件で、いずれも女性への性暴力事件でした。
米軍は2024年10月から、深夜・早朝の基地の外での飲酒などを禁止する新たなリバティー制度を実施していますが、その後も軍関係者による事件は後を絶たないのが現状です。