岡山県早島町議会の一部の議員が町の職員に対し、威圧的な言動を繰り返し職員の退職が相次いでいる問題を受け、町民有志が11月4日、町長に対し、説明会の開催を求める要望書を提出しました。
町民有志7人が4日朝、早島町役場を訪れ、佐藤博文町長に町民説明会の実施を求める要望書を提出しました。
この問題は、早島町議会議員の一部が町の職員に対して威圧的な言動などを繰り返し、2024年度だけで12人と職員の退職が相次いでいるものです。また、古井武徳副町長も11月14日付で辞職することが決まっていて、住民サービスの低下などが懸念され、町民の不安が募っています。
町は2025年7月、実態を調査するため第三者委員会を設置し、2026年1月をめどに調査報告書をまとめ町長に答申することにしています。
(町民有志の会 八木茂代表)
「古井副町長が第三者委員会で色々と動いている。その結果を待たず辞することは大変なことだと思う。その辺りを住民も受け止めて、早島町の方向性をちゃんとしなければならない」
(早島町 佐藤博文町長)
「町民に不安を持たせることは首長として好ましいことではないので、一つずつでも解決できるよう努力していきたいと思っている」
佐藤町長は、議会と協議し、早急に説明会を開きたいとしています。