香川県内の交通事故多発地点を分析し事故抑止に向けた対策を検討する、「総合診断」が11月4日、県内の交差点などで行われました。
総合診断は、1972年から年2回行われています。このうち、高松市番町の市道交差点では、県や県警などの担当者約20人が、交通量や交差点の見通しなどを確認しました。
この場所では、2025年5月、親子3人が乗る自転車が軽自動車にはねられ、39歳の母親が死亡したほか、近くには学校があり交通量も多いことから、高松市は県に対して、信号機の設置や自転車の交通環境の改善などを求めています。
(香川県くらし安全安心課 藤井雄一朗主幹)
「地元から要望があったように、安全に横断できる道路環境の整備が必要」
4日は県内4カ所で総合診断が行われ、県や警察などは、総合診断の結果を踏まえ、2025年度中に必要な対策を取りたいとしています。