10月31日から漁に出かけたまま行方不明になっていた島根県海士町の男性の船が、11月1日あさ、転覆した状態で見つかりました。
海保などが男性の捜索を続けています。
行方が分からなくなっているのは海士町の漁師志賀和徳さん(79)です。
隠岐海上保安署によりますと11月1日午前1時前、家族から「父親が船でイカ釣りに行ってから帰って来ない」と通報がありました。
その後、隠岐海保などが捜索し、午前6時20分ごろ西ノ島町の北東にある冠島の南約2、30メートルの沿岸で志賀さんの漁船和丸0.4トンが転覆した状態で見つかりましたが、志賀さんの行方は分かっていません。
隠岐海保によりますと志賀さんは10月31日午後から1人で漁に出掛けていたということです。
船が見つかった1日あさ、現場周辺の天候は曇りで約4メートルの風が吹いていましたが、波の高さは50センチ、視界は良好で引き続き隠岐海保などが海と空から志賀さんの行方を探しています。