軍縮問題について議論する国連総会の第一委員会は10月31日、日本が提出した核兵器廃絶を目指す決議案を賛成で採択しました。
採択は32年連続ですが、2024年賛成したアメリカは棄権しました。
日本は、核兵器廃絶を呼びかける決議案を1994年から毎年提出しています。
決議案は10月31日、国連総会の第一委員会で議論され、核保有国のイギリスを含む145カ国の賛成で採択されました。
採択は32年連続ですが、近年賛成を続けていたアメリカは棄権しました。
トランプ大統領は今週、国防総省に核兵器の実験開始を指示していて、アメリカの核軍縮に対する姿勢が変わる可能性があります。
今年の決議案にはアメリカ、ロシア、中国の3カ国に対して核軍縮の枠組み設立を検討するよう求める内容が新たに盛り込まれました。