10月31日午前、仙台市泉区の住宅街の近くで、クマが木に登っているのが目撃されました。クマはそのままおよそ5時間にわたって木の上にとどまり続け、午後、麻酔銃で捕獲・駆除されました。
近くに住む人
「警察がうちに来たんですけど、『クマが出てますから、外に絶対出ないでください』って言われました」
クマが現れたのは、泉区住吉台東4丁目の市道沿いにあるイチョウの木です。
31日午前9時ごろ車で通りかかった人から「路肩にある木にクマが登っている」と警察に通報がありました。
警察は周辺の道路を封鎖し、付近の住民に外出を控えるよう呼びかけました。
クマは高さおよそ7メートルの枝にしがみついた状態で、午後2時ごろまでのおよそ5時間、とどまっていたということです。
記者リポート
「あちらの木の上に登っていたクマは麻酔銃で撃たれ、数分後木のふもとに落ちてきたということです」
業者が麻酔銃を1発撃ち、クマは捕獲されました。
体長は77センチ、体重11キロの子グマで、けがをした人はいませんでした。
近くに住む人
「時間的に、これからが一番こわい。出て歩かないです」
Q.クマがこんな身近に出るというのは?
「困りますね」
泉区では今年に入って、11頭目のクマの捕獲・駆除となります。
 
       
         
         
        