10月31日午前9時ごろ、仙台市泉区住吉台東4丁目の市道沿いで、通行人から「路肩にあるイチョウの木にクマが登っている」と通報があった。

警察によると、クマは体長1メートルほど。市道脇の木に登ったまま動かず、警察が周辺の道路を封鎖し、住民に外出を控えるよう呼びかけるなど、警戒態勢が続いた。

現場では市役所の職員など約15人が対応にあたり、クマは枝にまたがった状態で居座っていた。度々身動きを見せるものの、人に怯える様子はなく、市の担当者は「居心地が良いのかもしれない」と語っていた。

その後、約5時間が経過した午後2時ごろ、現場でクマは駆除された。けが人の情報は入っていない。駆除後、警察は交通規制を解除した。

仙台放送
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