愛媛県内で昨年度に違法な時間外労働が147事業場で確認され、是正や改善を指導したことが、愛媛労働局から31日に公表されました。このうち6割近くが一ヵ月あたり80時間を超えていました。
愛媛労働局によりますと愛媛県内では昨年度、労働基準監督署が長時間労働が疑われる343事業場を対象に監督指導を実施。この結果、147事業場で違法な時間外労働が確認され、是正や改善を指導したとしています。
このうち1カ月で80時間を超える時間外・休日労働が、57.8%にあたる85事業場で認められました。月100時間超は42事業場、150時間超は8事業場ありました。1事業場は200時間を超えていました。
また残業の賃金を19事業場で支払ってなかったほか、過重労働による健康障害の防止措置を約3割にあたる105事業場が行っていませんでした。
このほか健康障害の防止措置が不十分だった166事業場、労働時間の把握が不適正だった47事業場に指導したということです。
愛媛労働局は今後も長時間労働の是正に向け積極的に取り組むとしています。
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