大分県内の最新の有効求人倍率が発表されました。1.24倍と高水準を維持していますが持ち直しの動きに足踏みがみられるということで大分労働局は注視が必要としています。
31日、大分労働局が発表した9月の県内の有効求人倍率は前の月から変わらず、1.24倍でした。
全国平均を0.04ポイント上回っていて九州では最も高い水準を維持しています。
一方、産業別の新規求人数は、「宿泊業、飲食サービス業」で前の年の同じ月と比べ47.6%減少しています。
宿泊業からは「人手は不足しているが、食材費などのコストの増加が経営に影響を与えていて採用に慎重になっている」といった声があったということです。
大分労働局は「求人倍率は高水準だが、持ち直しの動きに足踏みが見られている」と分析した上で、「物価の上昇などが雇用に与える影響について注視が必要」としています。
 
     
       
         
         
        