千葉県市原市のホテルで2024年、女性従業員を殺害し現金を盗んだ罪に問われている男に、懲役19年の実刑判決が言い渡されました。
江川敦被告(48)は2024年11月、市原市のホテルで従業員の佐伯仁美さんの首を包丁で切りつけるなどして殺害したうえ、事務室のレジから現金1万2600円を盗んだ罪に問われています。
千葉地裁はきょうの判決で「持ってきたビニール紐で被害者の首を絞めつけ動かなくなった後も結束バンドで縛り、台所の包丁が曲がるほどの強い力で突き刺すなどして死亡させた」と指摘しました。
その上で「計画性はないが強固な殺意に基づく危険で残酷な犯行」などとして、懲役19年の実刑判決を言い渡しました。