10月26日に種子島宇宙センターからH3ロケット7号機で打ち上げられた無人の補給機「HTVーX」1号機が、30日、国際宇宙ステーションに到着しました。
国際宇宙ステーションに食料や実験装置などを運ぶ「HTVーX」1号機。
10月26日午前9時にH3ロケット7号機で、種子島宇宙センターから打ち上げられました。
ロケットから切り離されたあとも順調に飛行を続け、30日午前1時ごろ、高度約400キロの国際宇宙ステーションに到着。
午前4時40分ごろ国際宇宙ステーションへの取り付けが完了しました。
ロボットアームで機体をキャッチするという重要なミッションを担当した油井亀美也宇宙飛行士は、「大切な物資を届けてくれてありがとう。日本は高い技術力で国際的な宇宙開発に貢献している。誇りを持っていただけたらうれしい」とコメントしています。
HTVーXは国際宇宙ステーションに最長で半年間とどまり、その後も宇宙を飛行しながら小型人工衛星の放出や新技術の実験などを行う予定です。