プロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから5位で指名を受けた、れいめい高校の伊藤大晟投手のもとを球団関係者が訪れ、伊藤投手は「勝利に貢献できる投手になりたい」と意気込みを語りました.
薩摩川内市のれいめい高校を、楽天の愛敬尚史スカウト部長と大久保勝也担当スカウトが訪れ、5位指名の伊藤大晟投手と対面しました。
東北楽天ゴールデンイーグルス 愛敬尚史スカウト部長
「大久保担当スカウトが『いいピッチャー!』と言っていたので、何とかご縁があればと思って。ご縁あったね」
伊藤大晟投手
「ありがとうございます」
伊藤投手は大分県出身で、最速147キロのストレートとスライダーが武器のサウスポーで2025年の夏の県予選ではエースとしてチームの準優勝に貢献しました。
指名を受けた歓喜の瞬間から1週間が経ち、伊藤投手はスカウトの前でプロへの意気込みを語りました。
楽天が5位指名 れいめい・伊藤大晟投手
「前よりプロ野球選手になるという意識が高まって、これからもっと1日1日を大切にするという意識を持って、練習だったり日々の生活に取り組んでいきたい。まずは短期目標として1軍昇格を目標に、最終的にはメジャーだったり、勝利に貢献できる投手になりたい」
一方、愛敬スカウト部長は伊藤投手を次のように評価しました。
愛敬尚史スカウト部長
「投げているスタイルに伸びしろを感じたのが一番。今後鍛えていけばさらなる成長をして将来イーグルスのローテーションに入ってくれるのではないかと見ていたので指名した」
その後、伊藤投手は、三木肇監督直筆のサインが描かれたドラフト会議のIDカードを首にかけられ、がっちりと握手を交わしました。
伊藤大晟投手
「今まで関わってくださった方々に『感謝を感動で恩返し』という形で、1日1日を大切にしつつ、結果であったり、自分が練習で見せる姿勢で恩返しできるよう頑張りたい」
伊藤投手は11月、球団との入団交渉に臨み、年内に入団会見を行う予定です。