開催まで3日に迫った富山マラソンの話題です。
BBTは様々な思いでマラソンに挑戦するランナーに密着します。
富山マラソンは今年10回目の記念大会。
30日は、10回連続の完走を目指すランナーです。
富山市の邑崎弘章さん(43)、今回10回連続の完走を目指します。
これまでの最高記録は3時間30分。
1回大会は33歳で出場年齢を重ね、走る楽しみは増えましたがタイムは。
*邑崎弘章さん
「好きなんですよね。結局走るのが。去年4時間半くらい。(今年は)去年より練習できていないので、とりあえず5時間切れたらいいかなと思います。」
高校時代、陸上部で400メートルの選手だった邑崎さん。
マラソンを始めたのはスポーツクラブでインストラクターをしていた時にお客さんから走り方のアドバイスを求められたのがきっかけです。
それ以降、長距離にのめり込み、マラソン歴は20年です。
*邑崎弘章さん
「最初はお客さんのつながりと、すごいマラソンをすることでつながりができていましたし、インストラクターを辞めた後でもそのお客さんとのつながりがありますし、
お客さんだけじゃなくていろんな方ともマラソンを通じて出会えていますので、その10年間やってこれたのかなと思っています。」
邑崎さんの現在の職業は戦国時代から続く「浄福寺」の19代住職を務めています。
お寺に地域のお年寄りが集まってきました。
「これが楽しみなが。おかげさんで、ふふふ。93歳になります。」
邑崎さん、お寺を盛り立てようと、インストラクター時代の経験を活かして週に一度、高齢者向けの体操教室を開いています。
姿勢の改善と転倒予防を目的にストレッチや簡単な道具を使った運動を教えています。
*地域の人は
「優しいですよ。人柄が優しいから。今年は頑張って下さいね。新聞のあんまり細かいところだと見えないから。早い順位で。」
住職になってまだ1年。
毎日が学びの時。
今年は練習を始めるのが遅くなってしまいましたが、自分のペースを守りながら目標の5時間切りを目指します。
*邑崎弘章さん
「(富山マラソンでは)新湊大橋の手前でやっぱりたくさん応援の方がおられるんで、その辺がやっぱり好きですね。うれしいです。頑張ろうっていう気にもなりますし。10回連続出ているので、完走を目標にして頑張ります」
地域の方からの応援は心強いですよね。
体操教室に参加されているご年配の皆さんは沿道にはいけないものの、完走できるように応援をしたいということです。
 
       
         
         
        