このところ朝晩冷え込む日が増えてきましたが、福岡県内のインフルエンザの感染者数も徐々に増加していて注意が必要です。
福岡県によりますと10月20日から26日までに県内で確認されたインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり3.93人で、前の週の1.45倍に増えました。
県内では9月、去年よりも2ヵ月ほど早くインフルエンザの「流行期」に入っていて、学校での学年閉鎖や学級閉鎖が相次いでいます。
一方、両ほほに赤い発疹が出るのが特徴の伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の報告数は1医療機関あたり1.36人と前の週より減少しましたが、24週連続で「警報レベル」が続いています。
県では手洗いやうがい、マスクの着用など基本的な感染予防の徹底を呼びかけています。