今月5日行われた加賀市長選挙で新人に敗れた加賀市の宮元陸市長が29日で任期満了となりました。宮元市長は、「誇りと自信を持って邁進してほしい」と最後のメッセージを送りました。

29日、市役所で行われた退庁式には、職員や支持者など約200人が集まり、宮元市長が最後の挨拶をしました。

宮元陸市長:
「いずれ我々がやってきたことが、必ず歴史が評価をし市民が高く評価をしてくれる日が必ず来ると私は信じています。誇りと自信を持ってこれからも正々堂々と邁進をしていただきたい。」

2013年、県議から転身し、現職を破り初当選を果たした宮元市長。国家戦略特区「デジタル田園健康特区」に北陸で初めて認定されるなどITを活用した先端的なスマートシティ構想による街づくりをすすめてきました。

また新幹線の開業効果を生かそうと、ユニークな動画を作成するなど3期12年にわたり過疎化が進む市の再生を図ってきました。

しかし今月5日に行われた市長選挙で、新人で元教育長の山田利明さんに大差で敗れ退くこととなりました。

今後については触れないまま、花束を受け取り市役所を後にした宮元市長。

「みなさんありがとうございました。」

山田新市長の任期は30日から4年間です。

石川テレビ
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