政策金利は据え置きの公算です。
日本銀行は29日、30日に高市政権が発足して初めての政策決定会合を開きます。
アメリカでも28日から、FOMC=連邦公開市場委員会が開催されていて、こちらは利下げが見込まれています。
こうしたなか日銀では、アメリカのトランプ政権の関税措置をめぐって日米で合意したとはいえ、まだ国内経済への影響を見極める必要があるとの意見が強く、政策金利を現在の0.5%程度で据え置く公算が高まっていますしかし9月の会合では、一部で利上げを主張する意見も出ていることから、30日の会合終了後に会見する植田総裁が、この先の利上げの時期や条件について、どのように言及するかが注目されます。