JR東日本は10月27日、地方路線の2024年度分の収支を公表しました。
岩手県内6つの路線の赤字額の合計は、110億円近くに上っています。

JR東日本は、利用者が少ない36の路線について2024年度の収支を公表しました。

それによりますと、岩手関連では大船渡線釜石線、北上線、八戸線、花輪線、山田線の6路線がいずれも赤字で、合計の赤字額は2024年度より12億6000万円余り多い109億9900万円に上っています。

このうち、赤字額が最大になったのは、山田線・上米内―宮古間の19億6100万円で、次いで大船渡線・一ノ関―気仙沼間が16億8200万円となっています。

また、100円の収入を得るのにかかった費用を示す「営業係数」は、花輪線の新屋新町―鹿角花輪間が1万80円で最も高くなりました。

JR東日本では「持続可能な交通体系について、建設的な議論をするための参考としてほしい」とコメントしています。

岩手めんこいテレビ
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