ハロウィーンでにぎわう韓国・ソウルの繁華街で、日本人2人を含む150人以上が死亡した雑踏事故から29日で3年となり、追悼式が開かれました。
2022年10月29日に、ソウル・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故から3年となる29日、ソウル中心部では追悼のサイレンが鳴らされ、遺族らが犠牲者を悼みました。
この事故では路地に集まった大勢の若者が折り重なるように倒れ、日本人2人を含む159人が亡くなりました。
亡くなった子供に対し、遺族は「お母さんがあなたに少しずつ近づいているよ。会ったら必ず抱きしめて会話しよう」と伝えたいと話していました。
韓国政府は10月、デモ対応により事故現場の警備が不十分だったと結論付けていますが、遺族は追加調査を求めています。