佐賀県にある玄海原発で7月下旬、正体不明の3つの光る物体が目撃されたことを受け、愛媛県伊方町にある伊方原発で警備対策が強化されたことが29日に分かりました。これまでに上空からの不審な物体の侵入は確認されてないとしています。
四国電力によりますと、伊方原発ではデジタルカメラの数を増やして8月20日に警備員へ配るなどし、対応を強化したとしています。テロなどに備えるため、増やしたカメラの数など詳細は明らかにされていません。これまでも不審な物体を発見した際は撮影するよう指示しているということです。
この対応は九州電力の玄海原発で7月26日夜、正体不明の光る物体が上空で確認され、映像が残っていなかったことなどから行ったとしています。
原子力規制委員会は24日、原発がある電力会社にドローン対策の強化を検討するよう指示していて、四国電力は「さらなる対応の強化に取り組み、関係機関と安全運転に万全を尽くす」としています。
伊方原発では28日時点、上空からの不審な物体の侵入は確認されていません。
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