クマの目撃情報が相次ぐ中、岐阜県白川村で10月28日、猟友会や警察が夜間の対応について訓練を行いました。

 28日の訓練は日が沈んだ午後6時から白川村の山あいにある牧地区で行われ、猟友会のメンバーのほか警察と村の職員あわせて25人が参加しました。

 夜間にツキノワグマが出没した想定で、村の職員が住人を避難させる中、猟友会のメンバーと警察官が照明や爆竹、模擬銃を使って駆除するまでの手順を確認しました。

 今回の訓練では、周囲が暗く猟銃でクマを狙うことが難しいことが判明し、今後照明の数を増やすなどの対応を検討するということです。

 白川村によりますと、2025年のクマの目撃件数は111件と2024年のおよそ3倍で、10月5日には外国人観光客が襲われケガをする被害も出ています。

東海テレビ
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