大阪府・交野市役所の幹部職員が部下に対して「誰に言ってんねんオラァ」などと怒鳴りつける“パワハラ音声”が公開された。2024年7月には市の幹部2人によるパワハラが複数の職員に行われたとして内部通報があったが、市は約1年間調査を放置していたという。
録音データに怒鳴り声…幹部2人によるパワハラ疑惑
大阪・交野市の職員らが開いた会見で公開されたのは、幹部職員から受けたとする“パワハラの音声”。
幹部職員「返事もできひんのか、お前んとこは」
被害職員「うん」
幹部職員「『うん』って誰に言ってんねん、オラァ!」
被害職員「はい」

幹部職員「お前、対等か?オレと、コラ!」
被害職員「違います」
職員らによると、2024年7月、市の幹部2人が職員10人に対しパワハラを行ったとして、相談を受けた別の職員が市に内部通報した。
通報した職員は市から証拠の提出を求められ、被害者に直接確認するよう要請したが、約1年放置されていたという。

被害を受けた職員は「誰も声を上げられない。触らぬ神に…みたいな状態の職場になってしまっている」と話す。
交野市の山本市長は28日の会見で「調査をして加害者を処分する」と説明した。
(「イット!」10月28日放送より)
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