大阪拘置所(大阪・都島区)が所在地の都島区と防災協定を締結し、協定の締結式を行いました。
拘置所は、災害の発生時に収容者の必要分を確保したうえで、備蓄している食糧や医療品を都島区の被災者に提供するということです。
また、拘置所の医師や看護師・心理士などを避難所に派遣して被災者のケアを行うようにします。
【大阪拘置所・齋藤行博所長】
「拘置所をより身近に感じていただき『頼れる施設』として地域の方に理解していただけたらと思う」
拘置所は2010年に始めた老朽化による建替えを今年度中に完了する予定で、収容者のいない建物は地域住民の津波の避難場所に使えるようにすることを検討しています。