神奈川県の鶴見沖縄県人会でカジマヤーを祝うイベントが、約30年ぶりに開かれました。会場となった商店街は、エイサーやカチャーシーなどで盛大に長寿を祝いました。
数え年で97歳のカジマヤーを迎えたのは、仲村敏子さんと仲與根ヨシさんです。
少し緊張しながらも、子や孫、ひ孫に囲まれ笑顔で写真撮影に応じました。
仲村敏子さん:
カジマヤーというのは、話は聞いたことはあったけど、見たこともない。まさか自分がカジマヤーでこうしてお祝いしてもらえると思わないし。光栄ですよね。
仲與根ヨシさん:
こういうお祝いをしていただいて、涙が出ますけどおさえています
設立から98年の歴史がある神奈川県の鶴見沖縄県人会では、祭りや年中行事などを通して沖縄文化の継承に取り組んでいてカジマヤー祝いを執り行うのは約30年ぶりだということです。
商店街で開かれた祝賀イベントではエイサーなどが披露され、三線と太鼓の音が賑やかに響きました。
オープンカーに乗った仲村さんと仲與根さんは、笑顔で地域をパレードし、集まった人たちは風車を手に2人を祝福するとともに、長寿にあやかっていました。