帰宅中のドライバーが目撃したのは、次々と車に襲いかかる黒い物体。
その正体は「タイヤ」です。
前を走る黒い車がタイヤに乗り上げると、はじき飛ばされるように左の車へドン!と接触。
勢いそのままに後続の車にも向かっていきますが、間一髪で回避。
タイヤは道の真ん中でようやく止まりました。
目撃者は「私は結構、冷静に前も見えていた。電光掲示板で『この先に落下物注意』と出ていた」と話し、落ち着いてタイヤの動きを目で追っていたといいますが、恐怖は“前方”だけでなく“後方”にもありました。
目撃者は「私は見えた時点で減速しながらハザードをたいた。後ろがもし見てくれてなかったら突っ込まれるのではないかと、すごい恐怖があった」と話します。
幸いにもハザードランプに気づいたのか、後ろの車もスピードを落とし、タイヤを回避しました。
警察によりますと、このタイヤに2台の車が接触しましたが、けが人はいませんでした。