震災の記憶と教訓を次の世代に語り継ごうと復興庁の職員が27日佐賀市の中学校で出前授業を開きました。
【復興庁 新居泰人さん】
「放射線って目に見えないので、なんとなく怖い。そこに正しい知識がなければ過剰にこうなって・・・」
復興庁では東日本大震災の記憶と教訓を次の世代に語り継ごうと3年前から全国の学校で出前授業を行っています。
27日は「福島の復興」をテーマに佐賀市の致遠館中学校で授業を開催。
参加した中学3年生約120人は震災当時まだ生まれていないか、0歳です。
東日本大震災の概要や復興の現状について説明を受けたあと「福島に関心を持ってもらうにはどのような取り組みが必要か」などグループで話し合いました。
【参加した生徒】
「原子力発電の被害、処理水とかの問題とか、処理したあとの土が残ってるっていう問題は知らなかったのでおもしろかったです」
この出前授業が佐賀県で行われるのは今回が初めてだということです。