26日行われたランニングイベントの話題です。初開催の「火の国ランナーズフェスティバル」熊本のトップランナーたちも集まり、楽しい1日となりました。


【熊本市文化スポーツ財団水前寺競技場 塩澤徳朗所長】
「誰もが参加できるランニングイベント」「ずっと何十年も続けていければと思っております」

【水前寺競技場 26日】
約130人の市民ランナーが集まった『火の国ランナーズフェスティバル』。

自分の走力に合わせて目標タイムを設定し、1500メートルと5000メートルの
タイムトライアルに挑戦します。

ペースメーカーを務めるのは荒木宏太、岩村聖華、西原大賀に加藤純平といった熊本のトップランナーたち。

熊本城マラソンをはじめ、ふだんはレースでしのぎを削る各選手が、ランナーたちの
レベルアップをサポートします。

【参加者】
(ペースメーカーと一緒に走ってどうだった?)
「引っ張ってもらって助かりました」
「これで(フルマラソンの)サブ3.5(3時間半切り)が見えてきました」

そして、会場には熊本城マラソンで4度の優勝を誇るこの人も…。

八代市出身、東京大学大学院を卒業し、この春から京都工芸繊維大学で特任助教を務める古川大晃選手です。

時折声をかけながら5000メートルのペースメーカーを務め、各選手を励まします。

さらにイベントの最後には古川選手との対決企画も…。

400メートルトラック8周を、一般参加者は8人のリレーで。

古川選手はたった一人で走ります。

序盤、快調に飛ばす熊本県民チーム。

古川選手も意地を見せ、中盤で一人抜き去って順位を上げますが…

1人当たり400メートルを懸命に走った県民チームが勝ちました。

【京都工芸繊維大学 助教 古川大晃選手】
「負けましたね、悔しい!ちょっと思ったより(県民チームが)速かったですね」
「熊本城マラソンに向けてはあと4カ月くらい。その前にスピード的な刺激を入れるという意味でいいトラック練習になったかなと思います」

そしてリレーの最終走者、第4コーナーではこんな光景が…。

懸命に走るお母さんのもとに幼い娘がかけより、最後はしっかりと手をつないでフィニッシュしました。

【古島令彩ちゃん(6)】
「かっこいい」(どんなところがかっこよかった?)「頑張ったところ」


【ランニング歴1年・古島彩花さん】
「楽しかったです。初めてで最初はちょっとドキドキしたんですけど、遅い人速い人関係なく楽しめる大会だなと思いました」「来年もぜひ参加したいと思います」

大会の事務局によりますと、将来的には半年に1回のペースでこのイベントを開催できるようにしたいということでした。

テレビ熊本
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