宮崎県の門川高校の生徒が考案した「防災カードゲーム」を小学生が体験。災害時に助け合って問題を解決する大切さを学びました。
このカードゲームは門川高校で防災について学んでいる生徒や教諭が考案したもので、10月27日に門川小学校に10セットを寄贈しました。
さっそく4年生61人がカードゲームを体験。
災害時に起こりそうな様々な問題に対し、「道具」や医者などの「人的資源」を使って解決を図ります。
小学生は、相談をしながら「熱中症になりそうな人」には「ペットボトルのお茶」などと、自分たちで答えを考えていました。
(児童)
「浸水して人を助けるところが一番難しかったです。浮く材料とかを使って助けました」
「自分が誰か、1人でも助けられたらいいなと思いました」
(門川高校の生徒)
「自分のことが大丈夫そうだったら、他の人を助けてあげられるような人になってほしいと思います」
門川高校はクラウドファンディングで資金を集めるなどして、今年6月に300セットを印刷。町内全ての小学校と中学校にこの防災カードゲームを配布することにしています。