愛媛オリジナルの高級柑きつ「紅まどんな」の販売解禁を前に、砥部町で27日、出荷の基準を確認する目合わせ会が行われました。去年は暑さなどで生産量が減り、一時的に販売が中止されたものの、今年は品質も例年通り良く、供給量も増える見込みです。

愛媛オリジナルの高級柑きつ「紅まどんな」は、ゼリーのような食感で贈答用としても人気。今年は11月15日に販売が解禁されます。

JAえひめ中央麻生支所では出荷の基準を確認する「目合わせ会」が開催。県内各地のJAの担当者や市場関係者が、出荷基準を示した一覧表やサンプルをもとに色づき・形などの選別ポイントを改めて確認しました。

「紅まどんな」は人気が年々上昇。しかし去年は猛暑による着色不良などで生産量が減少し、最も品質が高い等級を扱う松山市の産直市「太陽市」では一時、販売を中止する事態になりました。

JA全農えひめ園芸販売課は「今年の品質は残暑が長引いたものの、8月以降は定期的に雨が降り、糖酸のバランスが良く例年通りの仕上がりになっている」と話し、カメムシなどの被害も少なく、平年並みの品質になっているとしています。

また供給量も計画量を増やしていて、生産量は去年より約1割多い3815トンを見込んでいます。

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テレビ愛媛
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