明治安田J2リーグで、愛媛FCは26日にジュビロ磐田とのホーム戦に敗れ、2度目のJ3降格決まりました。FC今治は25日のアウェー戦でV・ファーレン長崎と引き分け、昇格争いに望みをつなげました。
最下位の愛媛FCは勝たなければ降格が決まる状況で8位・ジュビロ磐田と対戦。前半に先制を許した愛媛は後半に立ち上がりから主導権を握り、6分に森山のクロスへ松山市出身の曽根田が執念のダイビングヘッドを決め、同点に追いつきました。しかし32分に磐田のコーナーキックからオウンゴールを献上。さらにアディショナルタイムにも追加点を決められてしまい、試合は1対3で終了。4試合を残して2021年以来2度目のJ3降格が決まりました。
曽根田穣選手:
「もう一回はい上がっていきましょう。申し訳なかった。それでも応援し続けてくれてありがとうございました」
観客席のサポーターには、経営陣に怒りをぶつけたり、涙を浮かべたりする姿も見られました。
サポーター:
「このクラブ終わるっすよ」
「あなたのクラブではないんですよ。この街の、愛媛の、みんなのクラブなんすよ!」
愛媛FC・村上忠社長:
「それはそう」
サポーター:
「それはそうじゃないですよ!」
試合後に愛媛FCの経営陣らがファンや関係者に謝罪しました。
村上忠社長:
「本当に愛媛県のみなさまに大変申し訳なく心からお詫び申し上げます。今回の一番の責任は私にあると思います」
チーム編成責任者・青野大介フットボールダイレクター:
「最短でJ2復帰ができるような体制を整えていくことが、僕ができることなのかなと思っています。その先のことに関しては、僕自身が決められる立場ではないので、現時点でお答えすることは難しい」
青野慎也監督:
「重く受け止めています。(J2での残り4試合は)勝つ試合を見せたいと思います」
J1への昇格争いをしているFC今治は首位の長崎と対戦。立ち上がりに先制を許したものの後半35分に同点ゴール。首位相手に終盤で引き分けに追いつきました。順位は9位から10位に下げましたが、昇格争いは望みをつなげています。
ただ11月2日のベガルタ仙台とのホーム戦で引き分けか敗戦、さらにはほかのチームの結果次第で、J1への昇格がなくなる可能性があります。
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