北九州モノレールを運行する北九州高速鉄道は27日、運賃の値上げを九州運輸局に申請しました。
認可されれば2026年4月から実施されます。
普通運賃の改定率は14.5%で、区間により20~60円の値上げになります。
申請通り認可されれば、小倉から片野まで230円(20円アップ)、競馬場前までが290円(40円アップ)、徳力公団前までが340円(50円アップ)、企救丘までが380円(60円アップ)となります。
隣駅まで100円で利用できる「100円モノレール」は据え置きとします。
「シルバーパス」も運賃は現行のままとしますが、対象年齢を65歳以上から70歳以上へ引き上げます。
「1日乗車券」は現行の700円から800円に値上げします。
通勤定期は16.5%のアップとなりますが、通学定期については家計負担に配慮して据え置きとします。
北九州モノレールは今年、開業40周年を迎え、値上げの理由について「安全・安定輸送を継続するため、車両や信号・通信設備など必要な施設の更新へ投資が必要」などとしています。
認可されれば値上げは2026年4月1日からを予定しています。