10月26日に投開票が行われた宮城県知事選挙をめぐり、名取市選挙管理委員会は、投票所の運営経費として保管していた現金約71万円が紛失したと発表した。

名取市選管によると、23日、会計課から知事選にかかる投票所等の経費として約160万円を受け取り、選管事務室内のキャビネットに保管していた。しかし25日午後、担当職員が確認したところ、約71万円がなくなっていたことが判明した。

このキャビネットは、職員が不在となる際には施錠していたが、投票用紙なども保管しており、必要に応じて開閉されることがあったという。

名取市はすでに警察に被害届を提出しており、再発防止策として現金の保管ルールや管理体制の見直しを進めるとしている。

仙台放送
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