「新しいまちづくり」を掲げて整備された人工島・福岡市東区の「アイランドシティ」が、まちびらきから20周年を迎え、26日に記念式典が行われました。

◆福岡市 高島市長(26日)
「2005年のまちびらきから20年たちました。住みやすい地域として大きく名を馳せる、存在感のあるエリアになりました」

福岡市東区の「アイランドシティ」で開かれた記念式典。

“まちびらき”からことしで20周年の節目を迎えました。

アイランドシティは2005年に住民の受け入れを開始。

2年後に「照葉小学校」が、その翌年には、「照葉中学校」が開校し、福岡市初の小中連携教育に取り組む「照葉小中学校」が誕生しました。

その後も、「こども病院」や市立の総合体育館が相次いで開設されるなど、「住みやすい街」への整備が進められてきました。

“まちびらき”当初350人あまりだった人口は、実に46倍となる1万6000人を超えるまでに増加しました。

アイランドシティの住民はー

◆住民
「緑が多くて落ち着いていて、静かに過ごせるところ(が良い)」
◆住民
「面白い人が多いし、学校とかでも地域の人もとても優しい人が多いです」

一方で、こんな意見も。

◆住民
「千早駅から出る西鉄バスの最終便が夜10時。飲みに行くと帰ってくる手段がタクシーしかないので、できたら夜遅くまで交通機関があったら良い」

交通アクセスや飲食店の充実を求める声も聞かれました。

緑豊かな環境と先進的な住まいづくりが融合した「九州初のスマートタウン」アイランドシティはまだまだ発展を続けそうです。

テレビ西日本
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