週明けの東京株式市場で、日経平均株価が史上初めて5万円を超えました。

アメリカと中国の貿易協議が進展し、対立への警戒感が薄らいだことが相場を大きく押し上げています。

平均株価は取引開始直後に、歴史的節目を一気に突破しました。

5万円の大台にのった平均株価は上げ幅が一時1100円を超えました。

相場を押し上げたのは、米中協議の進展です。

中国によるレアアース関連の輸出規制強化が延期され、トランプ大統領が課すとしていた中国への100%の追加関税も回避される見通しとなり、警戒感が一気に薄まりました。

高市政権の政策に期待する「高市トレード」やAI需要の拡大が追い風となる中、5万2000円が視野に入ったとの声も出ています。

27日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は先週末24日に比べ1037円71銭高い、5万337円36銭、TOPIX(東証株価指数)は3321.48でした。

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