大野城市(福岡県)は27日、国勢調査の調査員が個人情報を記載した書類を紛失したと発表しました。

大野城市によりますと、10月21日、国勢調査員が担当調査区の調査未回答の世帯を訪問したところ、22日に市民から「調査世帯一覧」を拾ったという旨の連絡があり、書類の紛失が発覚しました。

23日に調査員とともに調査書類を確認し、市の職員が当該調査区内を捜したところ、調査区要図、調査世帯一覧の一部が、市民が拾った場所の近くから見つかりました。

いまだ一部の調査世帯一覧が見つかっていないため、市は警察に遺失物届を提出しました。

見つかっていない調査世帯一覧には、44世帯分の名字・住所など、個人情報が記載されているということです。

大野城市は今回の事態を受け、「再発防止策として、調査員に対して個人情報管理、書類の厳重管理について改めて指導を行ってまいります。紛失した調査世帯一覧に記載されている各世帯に対して、順次、状況説明及び謝罪のために訪問いたします」とコメントしています。

テレビ西日本
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