水害についての理解を深めてもらい地域の防災力向上につなげようと、体験型のイベントが熊本市で開かれました。

熊本市中央区で26日行われた『白川水防災体験』。これは住民に水害についての理解を深めてもらい、地域の防災力向上につなげようと、熊本河川国道事務所などが2005年から実施しているものです。

会場では、熊本市消防局の隊員による救助訓練の実演が行われたほか、AEDを使った心肺蘇生の体験ができるブースも設けられました。

またボートを用いた訓練ブースでは、水害が発生した場合にどのようにボートを操舵すればよいのか、参加者たちが実際にオールを漕いで学んでいました。

【熊本架線国道事務所 河東 立 流域治水課長】
「体験型イベントを通じて、自分たちの命を守る行動につなげられるように、知識の習得に努めてもらいたい」

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。