「わびさび」の精神に華やかさや美しさを加えた「遠州流茶道」の全国大会が福岡市で開かれました。

8年ぶりに福岡市で開催されている「遠州流茶道」の全国大会には全国から約600人が参加しました。

440年の歴史をもつ「遠州流茶道」は戦国時代の千利休が築いた「わびさび」の精神に華やかさや美しさを加えたもので献茶式では第13世の小堀宗実お家元がお点前を披露しました。

福岡市の崇福寺で開かれた「濃茶席」では参加者が一椀に点てられた「お濃茶」をゆっくりと味わっていました。

◆遠州流茶道福岡支部篠原宗才 支部長「世界に出ていった時に日本人のアイデンティティーとして『茶道』も1つの役割を果たすので、すべての日本人が茶道を知っているのが当たり前になってほしいなと思います」

このほか福岡市内では「薄茶席」や「立礼席」も設けられました。

テレビ西日本
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