福岡県飯塚市で10月23日(木)に開幕したIFSCクライミンググランドファイナルズ2025は世界の強豪6カ国が集結し、クライミング界初の男女混合による国別対抗戦が見どころの一つ。
◇ボルダー決勝(野中生萌・中村真緒・天笠颯太・安楽宙斗)
大会3日目のボルダー決勝。
1面で5つの課題に挑むボルダーの決勝は開催国で予選1位の日本、2位のイスラエルと敗者復活から勝ち上がった韓国、アメリカの4カ国で争われた。
前日のリードでは惜しくも銀の日本だったが、ボルダー世界ランキングは11年連続で1位!
五輪メダリスト野中生萌、安楽宙斗の2人に加えてワールドカップで好調の中村真緒、天笠颯太が迎え撃つ。
まずは第1課題。
4人全員が一撃完登!スタートから大きく差をつけた日本。
第2課題、女子2人がまたも一撃完登!
しかし男子は難易度の高い課題に各国が苦戦、完登はイスラエルの1選手のみながら日本は中間ポイントの獲得に成功。
男女ともに同じ課題に挑む最終ミックス課題は中村と安楽が出場。
安楽は2度目で完登、女子には難易度が高い課題となったが中村は2度目で完登し、女子選手で唯一このミックス課題を攻略!
他国に圧倒的な差をつけ有終の美を飾った。
最終日10月26日(日)にはパラクライミング決勝、エキシビションが行われる。
◆結果◆
金・日本:219.6pt
銀・韓国:164.7pt
銅・イスラエル:154.7pt
<10月25日 筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾート・ザ・リトリート(福岡・飯塚市)>