冬が近づく中、雪への備えも始まっています。新潟県長岡市で進められているのは、道路上の雪をとかす消雪パイプの点検作業です。

降雪期を前に、長岡市で10月24日始まった消雪パイプの点検。

市の職員が消雪パイプから水を出し、パイプ内のさびや砂を洗い流したほか、ノズルが詰まっている箇所がないか点検していきました。

【長岡市土木部道路管理課 西野靖雄 課長】
「今年(の雪)は平年並みといわれているが、異常気象も続いている中で、どんな雪が降るか分からない。そうしたところも含めて、しっかり点検・管理していきたい」

1961年に長岡市の道路に初めて設置されて以降、全国に普及していった消雪パイプ。長岡市内には県道や国道など全長約1000kmにわたり設置されています。

【長岡市土木部道路管理課 内藤優 主任】
「点検は冬の期間の皆さんの安全安心な生活のために欠かせないもの。点検の時に汚い水が出てご迷惑をおかけするかもしれないが、ご協力とご理解いただければ」

点検は11月下旬まで続く見込みで、長岡市は私有地で利用する消雪パイプについても、不要な時は止めるなど節水への協力を呼びかけています。

NST新潟総合テレビ
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