25日朝、宮城県大衡村の住宅の玄関先で、住人がクマに襲われ左腕にけがをしました。
警察によりますと、25日午前6時10分ごろ、大衡村大衡萱刈場にある住宅で、住人が玄関から出たところ、体長約80センチメートルのクマに突然、襲われました。
住人は左腕を引っかかれましたが、自宅に戻って警察に通報し、救急車で仙台市内の病院に運ばれました。消防によりますと、住人は60代女性で左腕から出血するけがをしました。
警察に対し、住人は「玄関から外に出たらクマと鉢合わせになって襲われた」と話しているということです。
現場となった住宅は畑や林に囲まれており、周辺には工場などがあります。警察は住人を襲ったクマは子グマとみていて、近くに親グマもいるとみて、村の職員と地元の猟友会とともに周辺の警戒を強めています。